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by kobayashi-hiro
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虫歯の処置

未だ中年の犬の歯です。
実はかなり以前から少しづつ歯が抜けてはいたのですが、本日麻酔で全部抜歯しました。
前処置はメデトメジンと酒石酸ブトファノールで、プロポホールで気管チューブそうかんして、イソフロで維持です。
本当は残せる歯が有るかと思ったのですが、全部駄目でした。
虫歯の処置_f0100571_1930034.jpg

全部抜歯した後です。    抜歯後は、レーザーで処置しました。
出血は、犬歯の一部で見られましたが、少量でした。
虫歯の処置_f0100571_19312766.jpg

これで、犬本人とご家族がにおいから開放されます。
これからは、もっと元気になると思います。
虫歯の処置_f0100571_19323065.jpg

Commented at 2010-01-20 10:54 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by KOBAYASHI-HIRO at 2010-01-21 20:19
麻酔は本当に神経を使う作業です。同じ状況は二度はありません。 プロポホールは、気管チューブを挿管する場合に良く使用する薬です。本当に良い薬ですが、呼吸抑制が出る事が有りますので、例のマイケルジャクソン氏の様に、呼吸管理が出来ない状況では、私は使用しません。ラピノベット(動物用プロポホール)の効能書きには、体重1kgで約5.5~7.0mgを60秒から90秒掛けて投与とあります。 私は通常体重1kgで1ml(10mg)を用意して、動物の反射と呼吸状態を見ながら気管チューブ挿管出来るところで止めます。特に前処置で鎮静剤を使用している時は、半分以下の事が多いと思います。プロポホールは本当に麻酔深度のコントロールがしやすい良い薬です。 気管挿管しないでの処置に使用する場合は、数分毎に動物の反応を見て少しづつ投与します。これも全てケースバイケースです。ご理解ください。
by kobayashi-hiro | 2007-02-22 19:32 | Comments(2)